microCMS

【株式会社チカク様】エンジニアのサイト運用リソースが週2日→0に!部門間のコミュニケーションもより円滑に

工藤 港

今回は株式会社チカク様に、導入事例インタビューをお受けいただきました。

御社の事業内容を教えてください

- 石井さん

チカクは、「距離も時間も超えて大切な人を近く・知覚できる世界を創る」というミッションのもと、ネット環境のない御実家のテレビに、スマートフォンで撮影した動画や写真を直接送ることができるサービス「まごチャンネル」を展開しています。

「まごチャンネル」は、テレビにHDMIケーブルと電源ケーブルをつなぐだけで面倒なネットの工事や設定が一切不要で、ITが苦手な高齢者の方でも簡単にお使いいただけます。

ご利用者は70歳以上の方が8割で、100歳を超える方も多くいらっしゃいます。「目が悪くて、テレビの大画面で見られるのが嬉しい」「まごチャンネルを見るのを生きがいにしている」「まごチャンネルを活用することで家族との会話が増えた」「夫婦仲がよくなった」といったお声や、亡くなる寸前まで「楽しませていただきました」という直筆のお手紙など、「まごチャンネル」へのお喜びの声を数多くいただいています。

また、「まごチャンネル」を視聴するとスマートフォンに「見始めましたという通知」が届くので、安否確認としてもお使いいただけます。

さらには、SECOMさんと共同開発で、「まごチャンネル with SECOM」というサービスも展開しております。こちらは、「まごチャンネル」にUSBの環境センサーを取り付けることで、そのセンサーがお部屋の温度や湿度、照度を感知して知らせたり、起床や就寝のお知らせをスマートフォンに通知してくれる見守りサービスです。

コロナ禍で対面でのコミュニケーションがとれない今、まごチャンネルを活用して、高齢者の孤独・孤立対策への取り組みや、高齢者へ自治体の情報伝達のツールにしたいといった要望を非常に多くいただいています。

ご担当業務を教えてください

- 石井さん

自治体案件などのパブリックセクターの責任者とパブリックリレーション広報の責任者を務めています。

- 木村さん

「まごチャンネル」のiOSアプリとサービスサイトの開発を担当しています。

(写真左から木村さん、石井さん)

まごチャンネル」のサイトは、おじいちゃんおばあちゃんに贈りたいと思えるようなサイトにしたいという想いから、家族をつなぐおくりものというキャッチフレーズが生まれました。

microCMS導入のきっかけを教えてください。

- 木村さん

きっかけは、まごチャンネル」のサイトのリニューアルです。
リニューアルする前はWordPressを使っていましたが、フロントエンドとバックエンドが完全に1対1の状態で作っていたため、開発側が気づかないところでページが増えたり修正が加えられたりしてしまい、開発側が管理しきれていないという状態がありました。

そこでまずはCMSのない状態でサイトを先に作成することにしました。その上で、プレスリリースやユーザー向けのお知らせやシステムの障害があった際の復旧のお知らせなど、社内の開発者以外が更新する必要がある部分をCMS化することで運用を楽にしようと検討し始めました。

もともとNuxt.jsを使っていてビルド時にAPIを叩いてHTMLを生成して公開していたため、繋ぐAPIはヘッドレスCMSが最適だと考えました。

ヘッドレスCMSの中でもmicroCMSを選んだ理由は、APIが簡単に作れること・日本語のサポートがあること・Webサイトの維持コストが大幅にかからないことです。
日本語のサポートがあり、運用の中で開発者以外の人が触っても安心して使ってもらえると確信したため、導入を決めました。

microCMSをどのような用途でお使いですか?

- 木村さん

まごチャンネル」のサイトのお知らせページよくある質問ページ掲載メディアページまごマガジンページ・プライバシーポリシーページで使用しています。更新度頻度の高いページに関しては、基本的に全てmicroCMSで更新しています。

中でも、お知らせページで一番頻繁に使っていて、フォントの指定・サイズ・ボールドの色・画像の出し方表示などはあらかじめ設定していますが、ほとんどがmicroCMSのAPIから飛んできたHTMLを流しているだけになります。

また、よくある質問部分は、FirebaseでWebhookを受けて、そこから検索エンジンはalgoliaを使用して表示しています。

microCMSを導入してみて、どのような変化がありましたか?

- 石井さん

広報業務を行う上で本当に助かっています。会社として広報に力を入れていることもあり、毎週のようにプレスリリースを出していて、加えてさまざまな部門のメンバーがリリース原案を書いて、私が最終チェックしています。
microCMS導入前は、リリース文をエンジニアである木村さんにお渡しして、そこから木村さんがHTMLで書き直ししてページ公開をするまでに3時間程度はかかってましたが、今は1記事20分もあれば更新が完了しています。

更新の時間の短縮だけでなく、社内コミュニケーションが円滑になりました
導入前は、プロダクト側リリースのタイミングと重なったりして、「それ、後でも大丈夫ですか」と言ったような部門間のちょっとしたやりとりがどうしても発生してしまっていましたが、今は全くなくなりました。これはmicroCMSさんのおかげですね。

- 木村さん

そうですね、導入前はさまざまな部門のメンバーから、「今度FAQを直して」「ニュースを更新して」「トップページの文字直して」といったリクエストが私に集中していましたが、プロダクト側の開発と並行していたため調整や対応が大変でした。

microCMSを導入してからは、週2日程度割いていたサイト運用リソースが丸々なくなりました。リニューアルの際に、各部門にどんな感じだったら使えるかというのを徹底的にヒアリングしたのが良かったのかもしれないですね。

今後の活用計画はありますか?

- 木村さん

今後、Webサイトに新しいページが必要になった際などに、microCMSをうまく活用していきたいと考えています。

おわりに

今回は、チカク様にお話を伺いました。
サービスやサイトに込められた想いや、社内コミュニケーションにおける効果的なmicroCMSの活用方法など詳しくお話を伺えて、たくさんの気づきがありました。
木村さん、石井さん、ありがとうございました!

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