こんにちは。
本日のmicroCMSの更新情報をお知らせします。
変更内容
リッチエディタのレスポンス形式としてオブジェクト型がご利用いただけるようになりました。
リッチエディタのレスポンスはこれまでHTMLでの返却でしたが、これを構造化されたオブジェクト形式で取得できるようになります。
モバイルアプリなどでHTMLドキュメントではハンドリングしにくい場合や、入稿した内容を高度に扱いたい(一部だけ独自のスタイルを当てるなど)場合に便利です。
※現状ベータ版としてのご提供となります。本リリースまでに仕様が変更される可能性があります。
ご利用方法
APIリクエスト時のパラメータに richEditorFormat
を指定することでご利用いただけます。
html
を指定(デフォルト)
richEditorFormatに html
を指定した場合、これまで通りHTMLとして取得できます。
デフォルトの設定になっており、パラメータに何も指定しない場合もこちらが適用されます。
{
"title": "更新情報",
"content": "<h2 id=\"h5ca2740170\">Hello World</h2><p>リッチエディタのフォーマットを<strong>変更</strong>できるようになりました。<br><br><img src=\"https://images.microcms-assets.io/assets/9f54a34e853e4bee98b47ce18c0713f1/c22bcc0296204e81889119c2ffa9a883/domenico-loia-hGV2TfOh0ns-unsplash.jpg\" alt=\"\"><br></p>",
}
object
を指定
新しいオプションです。richEditorFormat に object
を指定するとオブジェクト型で取得できます。
{
"title": "更新情報",
"content": {
"contents": [
{
"type": "block",
"value": [
{
"type": "text",
"value": "Hello World",
"attributes": {}
}
],
"attributes": {
"header": 2
}
},
{
"type": "textBlock",
"value": [
{
"type": "text",
"value": "リッチエディタのフォーマットを",
"attributes": {}
},
{
"type": "text",
"value": "変更",
"attributes": {
"bold": true
}
},
{
"type": "text",
"value": "できるようになりました。",
"attributes": {}
},
{
"type": "text",
"value": "\n",
"attributes": {}
},
{
"type": "text",
"value": "\n",
"attributes": {}
}
]
},
{
"type": "image",
"value": "https://images.microcms-assets.io/assets/9f54a34e853e4bee98b47ce18c0713f1/c22bcc0296204e81889119c2ffa9a883/domenico-loia-hGV2TfOh0ns-unsplash.jpg",
"attributes": {
"link": null,
"target": null,
"alt": null,
"width": 640,
"height": 427
}
},
]
},
}
このレスポンスをクライアント側でパースして扱います。
最後に
今回の更新でリッチエディタに入稿した情報をより柔軟に扱えるようになりました。ぜひご利用ください。
以上、本日の更新情報でした。
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