microCMS

マネジメントAPIにメンバー詳細情報取得APIを追加しました

杉田龍星

更新情報をお知らせいたします。

このたび、マネジメントAPIにメンバーの詳細情報を取得できる新しいエンドポイント /api/v1/members/{member_id} を追加しました。
これにより、コンテンツの作成者や編集者の詳細情報をAPI経由で確認できるようになります。

追加された内容

以下の情報が新しいエンドポイントから取得可能です:

  • メンバーID
  • 名前
  • メールアドレス
  • MFA設定状況


API仕様

エンドポイント

GET /api/v1/members/{member_id}

リクエストヘッダー

x-microcms-api-key: {your-api-key}

レスポンス例

通常ユーザー

{
  "id": "example_member_id",
  "name": "example name",
  "email": "example@microcms.co.jp",
  "mfa": true
}

SAML連携ユーザー

{
  "id": "example_member_id",
  "name": "example name",
  "email": "example@microcms.co.jp",
  "mfa": false
}


権限について

このAPIを使用するには、APIキーに「メンバー詳細情報の取得」権限が付与されている必要があります。
権限がない場合は 403 Forbidden エラーが返されます。
権限の設定は、APIキー管理画面から行うことができます。

使用例

例えば、コンテンツの作成者情報を取得したい場合、以下のように活用できます:
1. Webhookで content_id を受け取る
2. GET /api/v1/contents/{endpoint}/{content_id} でコンテンツ詳細を取得し、createdByupdatedBy から member_id を取得
3. 本APIで member_id に基づいて詳細情報を取得

取得したメンバー情報は、たとえばコンテンツの更新者情報(名前やメールアドレス)を含んだ通知やログ出力を、ワークフローに組み込むといった形で活用できます。

エラーレスポンス

  • 400 Bad Request: 不正な member_idが指定された場合
  • 401 Unauthorized: APIキーがリクエストに含まれていない場合等
  • 403 Forbidden: APIキーに必要な権限が付与されていない場合等
  • 404 Not Found: 指定されたメンバーが存在しない場合
  • 500 Internal Server Error: サーバー内部でエラーが発生した場合


おわりに

今回のアップデートにより、作成者や編集者の詳細情報を動的に取得できるようになり、柔軟なワークフロー構築が可能になります。
今後もより便利なサービスを目指して改善を続けてまいります。
ご要望などございましたら、管理画面右下のチャットボタンよりご意見いただけますと幸いです。

まずは、無料で試してみましょう。

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杉田龍星
自社開発および受託開発を経て、2025年7月にmicroCMSへジョインしました。ビション・フリーゼを飼っており、休日はドッグランや愛犬と一緒に入れる施設へ出かけて過ごしています。ReactとGoが好きです。