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画像に代替テキストを設定できるようになりました

りゅーそう

本日の更新情報をお知らせします。

画像に代替テキスト(alt属性)を設定できるようになりました!

これまでは、リッチエディタ内の画像には個別にaltを設定できましたが、新たにメディア管理画面で画像ごとにaltを設定できるようになりました。
設定したaltは、以下のフィールドに反映されます。

  • 画像
  • 複数画像
  • リッチエディタ
  • 旧リッチエディタ

代替テキスト(alt属性)とは?

altは、画像が表示されない場合に代わりに表示されるテキストです。
スクリーンリーダーを使用している方に画像の内容を伝えるほか、通信環境が悪いときにも画像の代わりに表示されるため、アクセシビリティの向上にもつながります。

設定方法

メディア管理画面の画像詳細情報から設定できます。

1. メディア管理画面で対象の画像を選択し、「代替テキスト」をクリックします。

2. 代替テキスト設定画面でテキストを入力し、[設定を完了する]ボタンを押すと設定が反映されます。

設定後、すでにコンテンツで使用されている画像についても、altがコンテンツAPIのレスポンスに反映されます(詳しくはコンテンツAPIの章にて後述)。

※代替テキストを編集するには、「ロール管理」で該当ロールの「ファイル名 / 代替テキストの編集 / 再アップロード / メディアタグのセット」にチェックを入れる必要があります。

入力したaltはメディア一覧画面の検索バーで検索可能になります。

コンテンツAPI

画像にaltを設定すると、コンテンツAPIのレスポンスにどのように反映されるかを紹介します。

画像フィールド

altがレスポンスに含まれます。(以下のレスポンス例は関連箇所を抜粋したものです)

{
    "id": "content-id",
    "image": {
        "url": "https://XXXXXXX.micorcms.io/assets/xxxxx/sample-image.png",
        "height": 320,
        "width": 320,
        "alt": "代替テキストのサンプル"
    },
}

altが未設定の画像の場合は、altの値は含まれません。

{
    "id": "content-id",
    "image": {
        "url": "https://XXXXXXX.micorcms.io/assets/xxxxx/sample-image.png",
        "height": 320,
        "width": 320
    },
}


複数画像フィールド

画像フィールドと同様に、altがレスポンスに含まれます。altが未設定の場合も同様です。

{
    "id": "content-id",
    "eyecatchmulti": [
        {
            "url": "https://XXXXXXX.micorcms.io/assets/xxxxx/sample-image.png",
            "height": 320,
            "width": 320,
            "alt": "代替テキストのサンプル"
        },
        {
            "url": "https://XXXXXXX.micorcms.io/assets/xxxxx/sample-image-2.png",
            "height": 320,
            "width": 320
        }
    ],
}


リッチエディタフィールド

リッチエディタ内の画像にも、以下のようにaltがレスポンスに含まれます。

{
    "id": "content-id",
    "content": "<figure><img src=\"https://XXXXXXX.micorcms.io/assets/xxxxx/sample-image.png\" alt=\"代替テキストのサンプル\" width=\"320\" height=\"320\"></figure>"
}


画像に個別に設定されたaltとリッチエディタの詳細設定のaltの両方が存在する場合、リッチエディタの詳細設定のaltが優先されます。

{
    "id": "content-id",
    "content": "<figure><img src=\"https://XXXXXXX.micorcms.io/assets/xxxxx/sample-image.png\" alt=\"代替テキストのサンプルを更新\" width=\"320\" height=\"320\"></figure>"
}


画像の個別のaltもリッチエディタの詳細設定のaltも存在しない場合、altの値は空文字("")になります。

{
    "id": "content-id",
    "content": "<figure><img src=\"https://XXXXXXX.micorcms.io/assets/xxxxx/sample-image.png\" alt=\"\" width=\"320\" height=\"320\"></figure>"
}


旧リッチエディタフィールド

altの優先度などの仕様は、リッチエディタフィールドと同様です。

{
    "id": "content-id",
    "oldcontent": "<p><img src=\"https://XXXXXXX.micorcms.io/assets/xxxxx/sample-image.png\" alt=\"代替テキストのサンプル\"></p>"
}


マネジメントAPI

マネジメントAPIのGETレスポンスにもaltが反映されます。
以下は GET api/v2/media のレスポンス例です。
GET api/v1/media も同様にレスポンスにaltが含まれます

{
  "media": [
    {
      "id": "image-id",
      "url": "https://XXXXXXX.micorcms.io/assets/xxxxx/sample-image.png",
      "width": 320,
      "height": 320,
      "alt": "代替テキストのサンプル"
    },
    {
      "id": "image-id",
      "url": "https://XXXXXXX.micorcms.io/assets/xxxxx/sample-image-2.png",
      "width": 320,
      "height": 320
    }
  ],
  "token": "sample-token",
  "totalCount": 2
}


Webhook

「メディアの更新」にチェックを入れると、altを更新した際にもWebhookが発火します。

おわりに

これまでは、画像フィールドや複数画像フィールドにaltを設定するにはカスタムフィールドや繰り返しフィールドが必要でしたが、今回のアップデートによりaltを個別に設定できるようになりました。
ぜひご活用ください!

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りゅーそう
1994年生まれ。 前職は高校地理歴史科教員。2021/9〜microCMS入社。React/TypeScriptが好きです。