microCMS

CSVインポートがメディアを扱うフィールドにも対応しました

なかあつ

更新情報をお知らせいたします。

この度CSVインポート機能において、メディアを取り扱うフィールド(画像、複数画像、ファイル)のインポートが行えるようになりました。
これまではメディアを利用するAPIのインポートを行う場合、メディア以外をインポートした後に手動でメディアを選択・設定する必要がありましたが、CSV内にメディアのURLを指定することでCSVインポート時にメディアを含めたコンテンツを作成することができるようになりました。

変更点

サンプルCSVをダウンロードすると、以前まで該当のフィールドでは「インポート非対応です」と表示されていましたが、以下のように仮URLが設定されるようになりました。

"コンテンツID
※空欄で構いません。特定の値を設定したい場合に入力してください。",image,imageList,file
,https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample1.png,"https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample1.png,https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample2.png",https://files.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/manual.pdf
,https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample1.png,"https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample1.png,https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample2.png",https://files.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/manual.pdf


この仮URLをインポート先のサービスにアップロードされているメディアのURLに変更することで、CSVインポート実行時に対象のメディアをコンテンツに設定することができるようになりました。

フィールド別の指定方法

画像フィールド

CSVインポート先と同じサービスにアップロードされた画像のURLを指定してください。

例:https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample.png

複数画像フィールド

CSVインポート先と同じサービスにアップロードされた画像のURLをカンマ区切りで指定してください。

例:https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample1.png,https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample2.png
注:テキストエディタなどからCSVファイルを編集する場合、入力値に改行やカンマ(,)を利用する際は、ダブルクォーテーション(")で囲む必要があります。

ファイルフィールド

CSVインポート先と同じサービスにアップロードされたメディアのURLを指定してください。

例:https://files.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/manual.pdf

注意点

  1. APIスキーマの詳細設定にて必須項目となっている場合、値が必ず必要です。
  2. APIスキーマの詳細設定にて画像のサイズ制限が設定されている場合、設定値と異なるwidth、heightの画像は指定できません。
  3. 複数画像フィールドの場合、一つのフィールドに設定できる画像は100件までとなっています。
  4. メディアの読み取り権限のないユーザーの場合、メディアを指定したCSVインポートは行えません。
  5. その他指定可能な画像、ファイルURLの形式については、コンテンツAPIのPOST APIと同じ仕様となっているため、コンテンツAPIのドキュメントをご確認ください。


メディアを扱うフィールドのインポート手順

実際にCSVインポートを進めながら、メディアを扱うフィールドのインポート手順を説明します。

1. メディアのアップロード

CSVインポートでは、CSVインポートを行いたいAPIが存在するmicroCMSのサービス上にあるメディアをインポートすることができます。
そのため、CSVインポートを実行する前に、インポートして作成したいコンテンツで使用するメディアをあらかじめアップロードしておく必要があります。既にアップロード済みのメディアを使う場合はこの手順は不要です。
参考:メディアのアップロード方法 - メディア管理|microCMSドキュメント

2. メディアのURLを取得

CSV内にメディアのURLを指定する必要があるため、アップロードしたメディアのURL情報を取得します。
管理画面上から取得する場合は、メディア管理画面から対象のメディアを選択 -> ファイル名を右クリックで「リンクのアドレスをコピー」等で取得できます。

大量のメディアを利用する場合は、マネジメントAPIでのメディア情報取得の利用をおすすめします。

3. CSVファイルの準備

次にインポートするCSVファイルを準備します。インポート先のAPIに移動し、[インポートして追加]からサンプルのCSVファイルをダウンロードします。




このようなAPIスキーマの構成(画像・複数画像・ファイル)の場合、以下のサンプルCSVがダウンロードされます。

"コンテンツID
※空欄で構いません。特定の値を設定したい場合に入力してください。",image,imageList,file
,https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample1.png,"https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample1.png,https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample2.png",https://files.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/manual.pdf
,https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample1.png,"https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample1.png,https://images.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/sample2.png",https://files.microcms-assets.io/assets/xxxxxxxx/yyyyyyyy/manual.pdf


メディアを扱うフィールドの箇所にはサンプル用の仮URLが設定されています。こちらを必要に応じて削除、または「2」で用意したURLを指定します。

4. インポート開始

CSVファイルの準備が完了したら、実際にAPIにコンテンツをインポートします。
先ほどと同様にインポート先のAPIに移動し、[インポートして追加から[ファイルを選択する]にて作成したCSVファイルを選択します。

インポートが完了すると、コンテンツ一覧画面にインポートしたコンテンツが追加されています。お疲れ様でした。
インポートに失敗する場合、URLの形式やCSVファイルの内容が異なっている場合があるためご確認ください。

おわりに

メディアを取り扱うフィールドのCSVインポートが可能になったことで、より多くの場面でCSVインポート機能をご活用いただけるようになったと思います。
今後もより使いやすいサービスを目指してプロダクトの改善に努めてまいります。ご要望等ございましたら管理画面右下のチャットボタンよりご意見等よろしくお願いいたします。

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なかあつ
Web開発・APIサーバー開発・社内システム構築などを経験し、2022年11月にmicroCMSにジョイン。React、Next.js、TypeScriptなどのフロントエンド領域が好きです。