こんにちは!更新情報のお知らせです。
APIを使って、「画像フィールド」、「複数画像フィールド」、「ファイルフィールド」にコンテンツを入稿できるようになりました。
microCMSはAPI経由でもコンテンツを入稿できますが、上記のフィールドは非対応でした。今回のアップデートで、すべてのフィールドをAPI経由で入稿できるようになります。
先日リリースした画像アップロードのマネジメントAPIと組み合わせることで、「画像をmicroCMSにアップロード→その画像を使ってコンテンツに入稿」の流れも滑らかに実装できます。
この記事では基本的な使い方についてご紹介します。
APIの詳細については以下のドキュメントをご覧ください。
APIの使い方
準備: APIキーに権限を付与する
POST
PUT
PATCH
リクエストを行うためには、APIキーに権限を付与する必要があります。
管理画面のAPIキー設定より、必要なものにチェックを入れて設定します。
API経由でコンテンツを入稿する
画像フィールドの場合
画像フィールドへの入稿は、microCMSにアップロードしている画像URLを指定します。
例えば thumbnail
という画像フィールドに入稿したい場合、リクエストボディは以下になります。
{
"thumbnail": "https://images.microcms-assets.io/assets/cf1eee5feb7944ef932307149db51750/9cbfffdb9ada4fb9ade0179d2a72d634/cover.jpg"
}
microCMS以外でホスティングされた画像URLや、microCMSの別サービスの画像URLが指定された場合はエラーになります。
ローカルにあるファイルを指定したい場合、先日リリースされた画像のアップロードAPIを利用して画像をアップロードし、そのURLをリクエストボディに含めるようにしてください。
セットした画像を外したい場合は、""
(空文字)をPATCHリクエストします。
複数画像フィールドの場合
複数画像フィールドへの入稿は、microCMSにアップロードしている画像URLを配列で指定します。
例えば banners
という複数画像フィールドに入稿したい場合、リクエストボディは以下になります。
{
"banners": [
"https://images.microcms-assets.io/assets/cf1eee5feb7944ef932307149db51750/9cbfffdb9ada4fb9ade0179d2a72d634/campaign01.jpg",
"https://images.microcms-assets.io/assets/cf1eee5feb7944ef932307149db51750/202de6ec015f4bbb94a99aa6ea5d9fe2/campaign02.jpg"
]
}
指定するURLはmicroCMSにアップロードされているものである必要があります。
セットした複数画像を空にしたい場合は、[]
(空配列)をPATCHリクエストしてください。
ファイルフィールドの場合
ファイルフィールドへの入稿は、microCMSにアップロードしているメディアURLを指定します。
例えば manual
というファイルフィールドに入稿したい場合、リクエストボディは以下になります。
{
"manual": "https://files.microcms-assets.io/assets/cf1eee5feb7944ef932307149db51750/9cbfffdb9ada4fb9ade0179d2a72d634/manual.pdf"
}
指定するURLはmicroCMSにアップロードされているものである必要があります。
セットしたファイルを外したい場合は、""
(空文字)をPATCHリクエストしてください。
おわりに
今回のアップデートで、API経由のコンテンツ入稿にすべてのフィールドが対応しました。
先日リリースした画像アップロードのマネジメントAPIとあわせてお使いいただくことで、より効率的にコンテンツを管理できると思います。ぜひ試してみてください。