今回は神戸に本社を構えるACALL株式会社様に、オンラインで導入事例インタビューをお受けいただきました。
御社の事業内容を教えてください
様々なワークスペース、ハードウェア、ソフトウェアをWorkstyleOS上で統合することで、オフィスワークやリモートワークの方にスマートなワークスタイルを実現する、スマートオフィスプラットフォーム「WorkstyleOS」の開発と提供をおこなっています。
「WorkstyleOS」は、オフィス入退館・受付対応・会議室管理のスマート化から座席予約やIoT連携などのさまざまな機能の組み合わせで、誰がどこにいるのかがわかる働きやすいオフィス環境を作ることを目指しています。
ご担当業務を教えてください
メインのプロダクトである「WorkstyleOS」のサービスサイトや、ACALL株式会社のコーポレートサイトのデザイン・構築・運用を行なっています。
(写真左からWebデザイナーの入江さん、若宮さん)
microCMS導入のきっかけを教えてください。
導入前は、静的サイトをMiddlemanで構築し、一部更新部分はWordpressで更新していて、ソースの二重管理という課題がありました。具体的には、静的な部分の変更がある際に、MiddlemanとWordPressどちらも変更する必要があり、運用に相当な手間がかかっていました。
また、ヘルプサイトやブログなどWordPressで管理するサイトを増やしていましたが、そのたびに管理するWordPressが増えて、アップデートが多くてメンテナンスがとても大変になっていました。
一案として、WordPressで一元管理することも検討しましたが、WordPressはVue.jsとも相性が悪いことやセキュリティ面にも懸念があり、CMSを変更することを決めました。
ヘルプサイトやブログはZendeskやnoteに移行したのですが、サービスサイトとコーポレートサイトは一元化して更新・管理しやすいものが何かないかなと探していました。
プロダクト側でNuxt.jsを使っていたこともあり、Nuxt.jsを中心に組み込みやすいヘッドレスCMSを探していたところ、日本製のmicroCMSを見つけました。
導入の決め手となったのは、日本語のブログやドキュメントがわかりやすかったことです。
導入作業はいかがでしたか?
microCMSの導入はサービスサイトとコーポレートサイト同時並行で実施しました。
導入自体はとてもスムーズに入れることができましたが、WordPressのように関数がないため、色々試しながら進める必要はあると感じました。
microCMSをどのような用途でお使いですか?
主にサービスサイトとコーポレートサイトの新着情報の更新に使っています。
利用している箇所は、サービスサイトの導入事例・機能一覧、コーポレートサイトのニュース・リクルートのjobの部分です。
また、サイトの更新用途だけでなく、コンテンツ作成時のデータベースのような使い方としても利用しています。
今後は、サイト内に新着・更新情報の表示する箇所が増える場合や、非エンジニアが更新作業を行う場合があるので、microCMSの活用箇所をどんどん増やしていきたいと考えています。
microCMSを実際に使ってみてのご感想
microCMSを使ってみて、一番いいなと感じる点はUIがシンプルでわかりやすいところです。
海外製のヘッドレスCMSを使ってみたことがあり、SDKが充実していて便利だとは感じましたが、逆に機能が多すぎて使いづらい印象で構築するのが大変だと感じました。
日本人向けに作られているmicroCMSは、直感的に操作することができました。最初は海外製のものに比べると機能は少ない印象がありましたが、新着・更新情報の更新の用途であれば、機能はありすぎてもわかりにくいこともあり、今は使いやすいと感じています。
WordPressを複数管理していた時と違って、自分でアップデートのメンテナンスする必要がなくなって楽になりました。
今後microCMSに期待していることは何ですか?
UI(ユーザーインターフェース)や機能を用途に応じて切り替え選択できたら嬉しいです。
非エンジニア向けは記事を書くことができればいいですが、エンジニア向けにはカスタマイズしてボタンやテーブルを入れられたりすると便利かなと思いました。
おわりに
今回はACALL株式会社様にお話を伺いました。
緊急事態宣言期間中のためオンラインでのインタビューとなりましたが、ACALL様のご協力があり、とてもスムーズにインタビューを行うことができました。
若宮さん、入江さん、ありがとうございました!
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