microCMS

【株式会社mediba様】開発を介さなくてもコンテンツが更新できるように!

工藤 港

今回は株式会社mediba様に導入事例インタビューをお受けいただきました。

チームの担当業務を教えてください

auのお客様のインターネットブラウザの玄関口である「au Webポータル」内の、ブラウザで遊べる「無料ゲーム」や、毎日ユーザーがアクションすることでポイントの提供を行う「毎日ポイント」など、ユーザーの習慣化を促進するコンテンツ提供・運営を行なっています。



二宮さん:プロダクトオーナー(サービスの事業責任者)
武田さん:エンジニア(Webフロントエンド&技術責任者)
下地さん:開発全般のマネージャー

(写真手前から二宮さん、武田さん、下地さん)

- 二宮さん

チームメンバーは全体で20名弱くらいで、そのうち半数近くはエンジニア職になります。

microCMS導入に至ったきっかけを教えてください。

- 武田さん

au Webポータル」や「auサービスTOP」にも掲載されているサイトの1つに、コンテンツをいくつか束ねて静的に運用しているサイトがあったが、静的に手で運用するのが苦しくなってきていた背景があります。
microCMSを導入する前はNode.jsで手製のスクリプトを作ってそれを使っていました。すごく長いjsonファイルで少しでも欠けたらエラーになったり、更新が重なると時期をずらす必要があったりとかなり大変でした。

コンテンツの更新を全て開発側で対応していたため、ビジネス側のメンバーが手軽に追加したいのに、開発側のメンバーの手が空かないと追加できないというような状況でした。
さらに「緊急事態宣言」が発令されたあたりから、ご自宅で過ごされる時間が増えることでアクセス数が増加しました。
そこから本格的に、開発を介さなくてもコンテンツが更新できて運用がラクになる方法を探し始めました。

ヘッドレスCMSを探したところ、海外製のものがいくつか見つかりました。
ですが、運用メンバーのことを考えると馴染みがない海外製よりも日本製が良いと考えていました。
そんな中、チームメンバーが日本製のヘッドレスCMSである「microCMS」を見つけてきてくれました。


microCMSをどのような用途でお使いですか?

- 武田さん

ゲーム一覧に表示するゲームのマスタ管理や、ピックアップしたいバナーを掲載する箇所のコンテンツ管理として利用したり、お知らせ画面が別であるので、管理画面からマークダウンで記述できるようにしています。
また、直接的に表示に関わる部分ではないですが、管理用としてゲームのジャンルやゲーム会社名などのメタ情報を管理して運用のメンバーが管理しやすいようにしています。
さらに、ABテストを行うためにGoogleオプティマイズと連携させる用のテストIDをmicroCMSで管理しています。

実際どんなチームでmicroCMSを使っていますか?

- 武田さん

microCMSを導入するまではエンジニアがソースコードにベタ書きしていましたが、microCMSを導入してからは、コンテンツの入稿自体はビジネス職のディレクター1名が担当しています。
ステージング(テスト)用のプロジェクトはWebhook連携により、ディレクター側が好きなタイミングで反映し、確認ができるようにしています。


技術構成について教えてください

- 武田さん

フロントはNext.js、CIはCircle CI、裏側はAWSで作っています。
画像はmicroCMSで管理していて、ビルド時にリクエストして、APIパラメータを落としたものを格納してデプロイする仕組みにしています。
提供するサービスが大きいため、疎通できないのがネックになることもあり、なるべく自分たちのサーバー環境で置いておけるようにしています。
あとは、Node.jsのコマンドでビルドするようなスクリプトが置いてある構成で、作り自体はシンプルにしています。

リリースの際は、Webhook経由でAWS Lambdaが動くようにしていて、その後Circle CIによるビルドが動作します。
実際のリリース作業は障害が起きる可能性もあるので、メンバーで集まってGUIを見ながらやるようにしています。

これがあれば嬉しいという機能はありますか?

- 武田さん

ステージング機能ですね。
以前、下書きで一覧が見れると嬉しいという要望も出していましたが、機能追加後に連絡いただけて驚きました。要望をちゃんと覚えてくれているのは嬉しいですね。

- 下地さん

運用からすると、バリデーションのバリエーションが欲しいなと思いました。
参照コンテンツに入れられる個数の制限や複数コンテンツ参照に重複チェック機能があれば嬉しいなと思います。運用する人が外部・関連会社の場合、マニュアルを渡さなければいけないなど運用でミスを起こす可能性があり…。


逆にこれ便利だなという機能はありましたか?

- 下地さん

断然、日本語サポート・日本製というところですね。

- 武田さん

そうですね、海外製のものは日本人に特化してないので少しわかりづらい部分がありますが、microCMSのUIは直感的に操作できるというのが大きいです。ドキュメントを読まなくてもやってみたらできたというのが一番いいかなと思います。
あと、知らないうちにアップデートがされているのもいいですね。ただ、管理画面上などでアップデートの情報を受け取りたいなと思ったりします。笑
TwitterでのmicroCMSに関するツイートへの反応が早くて、キャッチアップスピードにいつも驚かされています。笑
一番は、サポートが厚くて、最初の無料プランの時点からサポートに助けられていたのがあり、使っていて良かったと思える瞬間があるというのが大きいかなと思います。 

おわりに

今回は株式会社mediba様にお話を伺いました。
microCMSを設定ファイルとしての利用など、こちらとしても色々と新しい発見がありました。
二宮さん、武田さん、下地さん、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!

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microCMSは日々改善を進めています。
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引き続きmicroCMSをよろしくお願いいたします!

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