microCMSの導入事例について株式会社リビルド(Re:Build)の代表である鈴木孝之様にお話を伺いました。
会社・事業について
会社は沖縄県を拠点にして運営しています。(→私が沖縄で起業した理由)
現在社員は7名おり、自社サービスのTadoru・受託開発・教育事業としてのプログラミングスクールの3つの事業を回しています。
社員はみんな沖縄に住んでいるものの、受託開発の仕事が東京が多かったり、Tadoruも各地のエンジニアを集めているので全国を飛び回って活動しています。
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このインタビュー日も弊社オフィス(代々木)にお越しいただき、お話しさせていただきました!
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microCMSのご利用について
どのような経緯でmicroCMSを知りましたか?
弊社で働いて頂いているフリーランスの方にmicroCMSを紹介していただいたことがきっかけでした。
「Tadoruの事例紹介を今の構成のままうまいことやりたいんだけど」と相談をしたところそれならmicroCMSはどうでしょう?とご教えてもらった形です。
当時はヘッドレスCMSも知らなかったのですが、その辺りも含めて色々と教えていただきました。
microCMSをどのようにお使いですか?
2箇所で使っています。
まず一つ目がコーポレートサイトのウェブメディア欄。登壇や記事、イベント情報などを発信している箇所です。
次に自社サービスであるTadoruの事例紹介です。Tadoruを実際にご利用いただいている方へのインタビュー記事を載せています。
実際に使ってみていかがでしょうか?
ページがとにかく速くなった
コーポレートサイトの方は元々はWordPressを使っていたんですが、テンプレートの選定がよくなかったこともあって表示速度が非常に遅くなってしまっていました。
具体的にはGoogle Lighthouseでの計測結果がWordPressでは20点代だったところがmicroCMSの導入後はほぼ満点に近い数字が出るようになりました。
単純にスピードが早くて良いのと、SEOにも好影響だと思うのでとても嬉しいですね。
ページ作成時のエンジニアリソースが不要になった
TadoruはサーバサイドはLaravel、クライアントはNuxt.js,Vue.jsといった構成です。
もともと事例紹介の部分はエンジニアが手作業でマークアップをしてリリース、みたいな流れを取っていたので非効率だなとは思っていました。
そのため、なんらかのCMSは必要だと思いWordPressの検討はしましたがサブドメインでの運用は避けたかったことや、JAMStackなど新しいフロント技術の流行もある中で今からWordPressをエンジニアがやるのは賢明ではないと考えていました。
こういった状況の中でmicroCMSはちょうど良くハマる解決策でした。
microCMSは既存のシステムへの導入も簡単なためLaravelのbladeファイル(テンプレートエンジン)はほぼそのままの状態で、わずか2.5日くらいで対象箇所のCMS化ができました。
これによって今後は記事リリースの度に必要だったエンジニアリソースは不要になりますし、技術的にもレガシーなものを使わなくて良くなりました。
社内外での評価も高い
社内でのmicroCMSの評価もとても良いです。
開発を担当したエンジニアはドキュメントがとても見やすくわかりやすいと言っていました。
また実際のレスポンスが管理画面ですぐに確認できる点もとても重宝しています。
また、積極的に技術的な発信を行なっているのですがQiitaにポストした記事は社外の方からもとても反応が良かったです。
ヘッドレスCMS「microCMS」を使ったJAMstack構成でコーポレートサイトをリニューアルした話
JAMStackが流行ってきていることはすごく感じていますし、microCMSの使いやすさ・わかりやすさが良く伝わったのかなと思いました。
microCMSはWordPressをそろそろ辞めたいなーと思っているあらゆる方にとてもオススメできるサービスだと思います。
今後について
2020年はPHPカンファレンスとフロントエンドカンファレンスを沖縄で主催する予定です。
去年も開催したのですが、ページのパフォーマンス部分でまだ改善の余地があったので、少し後悔していました。
今年はmicroCMS + Nuxtで自社でリニューアルしてパフォーマンスの良いサイトを作ろうと考えています。
おわりに
沖縄を拠点にしながらも全国各地で活動されているリビルド鈴木様にお話をお伺いしました。
導入までのスピード感もさることながら、ページパフォーマンスの改善には我々も目を見張るものがありました!
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microCMSは日々改善を進めています。
ご意見・ご要望は管理画面右下のチャット、公式Twitter、メールからお気軽にご連絡ください!
引き続きmicroCMSをよろしくお願いいたします!